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東京(江戸)の街並みは、明治近代、関東大震災、東京大空襲、高度経済成長と節目節目で大きく変貌を遂げたが、その後も目新しいところで、大分昔になったが80年代後半のバブル経済の影響も凄まじいものだった。![]() 今だ、バブルに置き去りにされてコインパーキングになって待機しているさら地が、都心のあちこちのビルの狭間に、醜く顔を覗かせている。 バブルの波は東京の千代田区や中央区、港区などの中心部から同心円的に広がったが、隅田川を越え始めた辺りで弾けたのじゃなかろうか。 | ![]() ![]() |
そういう加減か、深川近辺は、もちろんじわじわと立て替わりつつはあるが、古いものがちらほら残ってはいる。 | |
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富岡八幡宮や深川不動は言うまでもないが、隅田川方向に近い佐賀町や福住の方には、例えば、村林ビルや現在はリニューアルされて深川東京モダン館という名称で展示スペースなどに活用されている旧東京市深川食堂がある。 付近は縦横に運河が走っており、取り分け桜のシーズンには運河沿いの見事な満開の桜並木に驚かされる。(穴倉散士) |
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