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小石川植物園

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東京に長らく住んでいながら行ったことが
なかった。何故か敬遠していた。というの
も十年以上勤めて辞めた勤務先が小石
川近辺だったためだ。

正門を入ると、結構長いだんだら坂が続
く。登り切ったところにレトロ調の管理事
務所なのか研究棟のような建物が立って
いる。ああ、これが、林達夫が酷く糾弾し
ていた建物なのか、結構シックじゃない
か、と思ってしまった。

その正面に迫力ある針葉樹が何本か枝
を伸ばして日陰を作っていた。ヒマラヤ杉
である。ヒマラヤ杉の枝ってL字形に伸び
るのだろうか、どの枝も幹から一旦水平
に伸びて途中から上方に向かうような格
好だ。





左手に進むといろんな品種の花や灌木が植わった分類標本園があったので、畝に沿ってジグザグに歩いてみる。これ、1週間くらいかけてじっくり巡ってみたくなる。

そこを過ぎて直進すると、さすがに植物園も尽きるだろうと思ったところ、とんでもない、崖になっていて、眼下に水辺が広がって、そこも植物園の地続きではないか。その斜面のつづら折れを木々を縫って進むと明るく開けた池辺に出た。

こんな広がりと高低差があるとは知らなかった。池を巡って、降りた時と別の道を辿って登ると、珍しい大木の茂る周遊路に出てきた。ユーラシア大陸系やアメリカ大陸系のいろんな大木が鬱蒼と茂っている。植物見学に着かれ始めたころ、留めを刺すように熱帯植物用の温室に突き当たった。さすがに2時間余りも歩いたので、身体が音を上げ始めたため断念した。次回、覗いてみよう。


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