癒しの湯宿・リゾートホテル・ビジネスホテルのご予約なら
〜HOTESPA.net〜
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
温泉で相撲の番付表のようなものを時々見かけるが、確か東の横綱が草津で大関が那須だったと思う。 硫黄臭の強い白濁の湯で、分類的には酸性硫黄泉で皮膚病や神経痛に効能があるということだ。 確かにこりゃ大関だと思わせる有り難さがある。湯船の絵がなくて恐縮だが、まだ試していない方は、共同浴場の湯本の鹿の湯に行って見られるのがいいのでは。 その鹿の湯の至近にある殺生石は観光名所だ。この殺生石と呼ばれるものは全国の硫黄系の温泉場にある。 火山性の奇岩から濃度の高い硫黄系のガスが噴出して、昆虫の死骸が累々と折り重なっていたり、草木も生えなかったりする一角にこの名がつけられるようだ。 退治された九尾の狐の怨念が石になった物語が伝えられている。 付近は赤い前垂れをつけたお地蔵様が夥しく祭られていて、ちょっと鬼気迫る佇まいがある。 芭蕉も、白河の関を越える前ここに寄っているようで、地の文に出てくる。 那須での一句は、ぐっと下の盆地へくだったところで、遊行柳に寄せて残しているだけだが。 | ![]() |
![]() | |
![]() ![]() |
|
|