「もう恋なんてしない」 簡単なあらすじ


このお話は、鷹男同盟に投稿した、全13話の長編です。
鷹男同盟は会員制サイトで、厳しい(笑)入会資格があるため、見れない方のためにあらすじを載せておきます。
ネタバレを避けるために、ホントにあっさりとしたあらすじで申し訳ないです。

舞台は、ジャパネスクの本編終了から2年後。
表向きは幸せに暮らしていたはずの高彬と瑠璃だが、実は二人の夫婦関係はうまくいかなくなっていた。
嫉妬深く瑠璃を外に出したくない高彬と、自由きままに生きてゆきたい瑠璃の、生き方の違いが段々と明らかになり、思い悩んだ高彬は瑠璃を屋敷に軟禁しはじめた。
瑠璃はおかしくなっていった高彬から逃れるため、最後の手段として鷹男に助けを求める。
鷹男の手によって藤宮の住む二条堀川に逃れた瑠璃だったが、この時から、二人の関係に変化が訪れた。

離婚の痛手によって、もう恋なんてしないと誓う瑠璃。
瑠璃を本気で愛しつつも、野に咲く花を手折ることができずに、相変わらず軽口を叩いて真意を見せない鷹男。
鷹男の想いを知ったあとも、自分らしく生きていくために鷹男のもとにだけは行けないと躊躇する瑠璃。
紆余曲折あって、二人はやっと思いを重ねた。

しかし、臣下の妻であった瑠璃を内裏に上げることは容易ではなかった。
長い長い秘密の恋人時代を経て、瑠璃はようやく尚侍として出仕し、鷹男の最愛の人として、生きていくのだった。