いいづかさんちのエコロジカルワールド


管理人の「なつかしい日記」


小学6年のころ進学塾主催の夏合宿に参加して
十和田方面に行ったときに書いた日記



1973/07/28の日記



「7月28日 金 天候 晴れ 体温 ?
今日は十和田ホテルから発荷そうに宿舎を移動した。
その間にいろいろなことがあったけれど、
中でもおとめの像へ行くときに、
と中でおしまいにしてしまったことがざん念だった。
おとめの像を1回見てみたいと思う。
きかいがあれば見たい」

字をていねいにかきなさい。
もっと楽しかったこともかきなさい。



前日の日記をもう一度書けということには一切触れず、
この日とても心残りだったことを重点的に記載しています。
宿舎を移動したという事実と、その出来事に関する感想を。
しっかり書いており、日記としては満点の記述です。
しかし、検閲者はまだ不満のようです。
発荷荘の「荘」や乙女の「乙」など書こうとしたが、自信がないので
安全にひらがなで記載したものと思われます。
一生懸命書いている姿が浮かんで涙が浮かびますが、
検閲者は容赦なく字が汚いと指摘しています。
進学塾の合宿なんて、楽しいことなどほとんどないはずですが、
きっと、乙女の像を見学する予定が何らかの事情で中止になったことを
拭い隠そうとしているおりに、私がことさら日記で指摘したことが
気に食わなかったのかもしれません。


次は7月29日の日記


トップへ
戻る



(C)2002-2005 Copyright Masayoshi Carlos IIZUKA, All Rights Reserved.