日本橋を出発

2014年9月15日。 いよいよ京都に向けて日本橋を出発である。 始めることは簡単だが、本当に京都まで飽きずに続けられるのか一抹の不安もある。 しかし「とにかく始めりゃ何とかなる!」と一歩を踏み出す。

日本橋界隈は、ここ数年で大きく変貌を遂げている。 ”日本橋再生計画”と名付けられ、オフィスや商業施設などが集約した複合ビルが何棟かオープンしている。 出発するに当たり、この新しい日本橋の街並みを歩いてみる。

日 本 橋

日本橋から見上げる空は、首都高速に覆われて見ることができない。

日本橋

日本橋川の川面には首都高速の橋脚が立ち並ぶ。

日本橋川

橋の中央に鎮座する麒麟。 格好良い!

麒麟像
麒麟像

欄干には獅子像が。

欄干の獅子像

写真を撮るには車に撥ねられる覚悟が必要な日本国道路元標。
代わりに歩道横にレプリカが置かれている。

道路元標
道路元標

【日本橋の晒場】

日本橋には魚河岸があったことは良く知られている。 橋の北詰(三越側)にあり、関東大震災で焼失したため築地に移転したそうである。

一方南詰の東側、つまり髙島屋側で、現在の交番辺りには菰(こも)ぶき小屋の晒場があり、主殺し、女犯僧、心中をしそこなった者などを見せしめにさらしたという。 新鮮な魚を買った帰りに、晒し者を見物して帰る・・ まぁ生首でなかったようなので良いのだが・・・

いよいよ日本橋を出発。まず最初は三浦按針屋敷跡。
この碑のある通りの電柱を見ると、按針通りと名が付いていた。

按針屋敷跡

太い列柱が並ぶ三井本館。(三越側の路地を眺める)

三井本館

三井本館正面。 日の丸が無ければニューヨークのようだ。

三井本館

十軒店跡 雛祭りや端午の節句に人形を売る店が十軒あり、人形市で賑わった。

十軒店跡