北国街道 自転車旅




国道18号など国道番号で呼ばれる現代の道は、何と無粋な呼び名であろうか。 それに比べ「北国街道」や「千国街道」等の昔の街道名は、美しい言葉の響きを持っている。 この北国街道を自転車で走る旅に出た。

連休明けの5月、新緑と残雪の残る山々と街道沿いの石仏や道標、一里塚などをのんびり眺めながらの一人旅である。そして最後は直江津で日本海を眺めて旅を締めくくる2泊3日の旅である。







【北国街道について】

「北国街道」という名称は幅広いようである。 中山道の追分宿で分岐して始まり上越の高田までと思っていたが、高田を経由して富山など北陸3県を経由して中山道の鳥居本宿までを結ぶ北陸道や、逆方向の新潟市までの道も「北国街道」と呼ばれていたらしい。

今回は中山道の追分宿からスタートし、上越の高田宿までを自転車走ってきた。 そして少し足を伸ばし、直江津で日本海を眺めて締めくくる2泊3日の旅である。

このルートの中で、追分宿から善光寺までは「善光寺街道」とも呼ばれていた。 善光寺詣での人だけでなく、佐渡金山から産出される金の輸送路として、また北陸諸大名の参勤交代の道として賑わい、街道沿いには多くの道標や石仏、風情ある家並みなどが多く残る、味わいある道であった。





北国街道 自転車走行 全ルートマップ







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